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株式会社デンロコーポレーション

代表取締役 社長執行役員

冨永 充久

会社概要

デンロコーポレーションは、1946年に電気加熱炉の開発・設計・製作会社として始まりました。創業当時からお客さまの課題に「受けて立つ」ことをポリシーに、鉄構・プラント・めっきの3事業を幅広く展開。鉄塔業界では国内トップシェアを誇ります。性質の異なる3事業がそれぞれ連携し、最適なソリューションを提供できることが当社の強みです。

鉄構事業の主力製品である鉄塔は、社会の大動脈である電力網や、コミュニケーションに欠かせない通信ネットワークを支えるために必要不可欠な存在です。設計・製作するだけでなく、納入後のメンテナンス、工法提案といった技術面でのサポートまで行い、電力の安定供給や通信ネットワークを支え続けることが当社の使命です。これからもトップシェアの地位に甘んじることなく、技術力、品質力、営業力、納期対応力、コスト競争力などあらゆる切り口でNo.1、つまり総合力でNo.1を目指します。

プラント事業は、製造業に不可欠な生産設備を通して、モノづくりの現場の安全性向上、効率化を支えることが使命です。世界的に環境意識が高まる昨今ですが、当社は世界に先駆けて環境に配慮した製品の開発に取り組んできました。プラント事業のコンセプトは、Energy Saving(省エネ)、 Labor Saving(省力)、 Safety(安全)、 Eco-friendly(環境保護)の4点で、これらの頭文字を取って「ELSE(エルシー)」と名付けています。
これからも持続可能な社会の発展に寄与するため、ELSEの考え方に基づく製品開発を継続し、世界に誇るオンリーワンの技術を追求していきます。

めっき事業は、あらゆる鉄製インフラ構造物の長寿命化に貢献することが使命です。
もともと鉄塔製作の一工程であるめっき加工を独立させ事業化したのが、めっき事業の始まりです。2002年に東北ガルバセンターを建設し、東北地方ではリーディングカンパニーとなるまで成長してきました。今後はより需要の多い地域に拠点を持つことも視野に入れながら、商圏を拡大予定です。
また、東北ガルバセンターはプラント事業で開発した「環境対応型自動めっき設備」を導入しています。設備を用いためっき技術をグローバルに展開するため、引き続き大学との連携や海外への㏚活動を行い、東北ガルバセンターを「めっきに関する世界のメッカ」にすることを目指しています。

経営ビジョン

当社は今、経営ビジョンとして「3事業連携」「事業の多角化」を掲げ、実現を目指し全社一丸となって邁進しています。
3事業連携とは、3つの異なる事業領域で培った技術を掛け合わせることです。デンロならではの付加価値を提供することに加え、各事業を成長させることを目指しています。
事業の多角化とは、鉄構事業に偏っている売上比率を、プラント事業とめっき事業を成長させることで、バランスを取ることです。そうすることで、より景気の波に左右されにくい事業基盤を築くことができます。そしてそれは、社員が安心して、生きがいを持って働ける企業体質・職場環境づくりにもつながります。

求める人物像

私たちがビジョンを達成し、永続的に発展する組織となるためには、次のような人材が必要だと考えます。
まず、将来リーダーを目指す志を持った人。リーダーには、自身や協働者を成長させて、チームとしての成果を出すことが求められます。そしてそのためには、周囲と信頼関係を築くコミュニケーション能力が不可欠です。
次に、どんな仕事にもチャレンジする意欲のある人。失敗を恐れず、困難にもめげずやり遂げようとする気持ちを持って、会社の将来を切り拓いていける人材です。
企業にとって、現状維持は後退を意味します。社会に貢献する会社として、社員の「幸せの追求」の舞台として当社が存在し続けるために、ともに協働する高い志を持った仲間に出会えることを楽しみにしています。

次は、企業理念やデンロのビジネスについて見てみよう。