Interview 鉄塔設計

厳しい条件を乗り越えて送電・通信鉄塔を設計

D.N

鉄構事業 鉄塔設計(強度設計)

入社5年目

⼯芸科学研究科 情報⼯学専攻

※社員の所属、掲載内容は取材当時のものです。

Career Path

  • 1年目4月

    入社/本社 鉄構技術本部 技術部 技術第一課 配属

  • 新入社員研修を経て、5月頃から強度設計に関する研修を受ける。
    その後、先輩指導のもと、太陽光発電所の屋外鉄構の設計を経験。

  • 1年目10月

    鉄塔の建設現場を見学。

  • 1年目11月

    丸亀工場で実習。半年かけて各部署を回り、製品ができるまでの工程や、現場での苦労・やりがいを体験。

  • 2年目

    屋外鉄構や送電鉄塔を設計。案件の担当者としてお客さまとやりとりする。

  • 3年目

    2年目の内容に加えて、後輩への指導を担う。

  • 4年目

    より複雑な案件や、新入社員の教育係なども担当する。

現在の仕事内容とやりがいについて

電力インフラを支える構造物をつくる
最初の工程を担当

私は全国各地の送電鉄塔や発電所・変電所の屋外鉄構といった、電力インフラを支える構造物の強度設計を担当しています。強度設計の最初のステップは、お客さまからの仕様書を確認すること。仕様書にはお客さまの要求事項、たとえば製作する構造物の満たすべき条件などが記されており、これをもとに細部を検討していきますが、時には当社のこれまでの実績や経験から、お客さまに仕様書の一部変更をご提案することもあります。その後、当社独自のプログラムを使った構造物の応力解析や、CADでの図面作成などを行い、お客さまに提出する設計書をまとめます。お客さまの承認を得られたら、社内の製作設計・製造部署が引き継いで、鉄塔の部材を製作していきます。大規模な鉄塔や発電所が完成して使われ始めるときには新聞に取り上げられることもあり、自分の仕事が社会貢献につながっているという充実感が湧いてきます。

デンロに入社を決めた理由

自身の生活で恩恵を受けている
鉄塔をつくるチャンスに惹かれた

私は、「社会から求められ続ける企業」を軸にして就活を行っていました。よく見ていたのはプラントメーカー。デンロを知ったのは合同説明会でしたが、プラント事業に興味がわいたのはもちろん、鉄構事業が製作している鉄塔も、普段の生活でその恩恵を大きく受けていることに気づいたんです。プラントだけをやっている会社よりも、デンロのほうがより自分の軸に当てはまると感じて、入社を決めました。また、建設業界などでもあまり経験できない鉄塔という高さ20〜50m、時には100mを超える巨大な構造物の設計に携われることも魅力的でした。

デンロの魅力や仕事の魅力

部署の垣根を超えた風通しの良さと
丁寧な先輩社員のサポートが安心

どんな仕事でも同じだと思いますが、丁寧にしっかりとした仕事ができていれば、関わった社内外の方々からお礼を言われることがあり、嬉しく思います。
デンロの魅力は、会社全体の風通しが良いこと。同じ部署はもちろん、他部署とも交流がしやすく、丁寧に応えてもらえます。鉄塔の建設現場を実際に見学させてもらえるなど、若手社員がいろいろな経験を積める環境も特長だと思います。先輩社員がしっかりとサポートをしてくださるので、安心して思いきりチャレンジできますよ!

今後の目標

超高圧送電鉄塔の設計を目指して
専門知識の習得に励む

直近の目標は、鉄塔を建てる工事や施工について理解を深めることです。現場のことがわかっていないと、たとえば現実には運搬や建設が不可能な構造で設計してしまうなど、大きなやり直しを引き起こしかねません。また、最新の鉄塔設計に関する研究にもアンテナを張っています。鉄塔に関する法律やお客さまのニーズも、研究結果を反映して日々変化していくからです。
将来的には、超高圧送電鉄塔の設計を担当したいと考えています。超高圧送電鉄塔の設計は、通常の鉄塔の設計以上に細かいところまで構造について理解する必要があり、高い専門性が求められるんです。目標を達成するため、これからも学習に励みたいと思います。

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