Interview 機械設計

専門知識がゼロの状態から線材コイルを洗浄する設備を担当

S.M

プラント事業 機械設計

入社7年目

理工学部 化学システム創成工学科

※社員の所属、掲載内容は取材当時のものです。

Career Path

  • 1年目4月

    入社/八尾工場 プラント部門 研修チーム 配属

    自分含め機械系専攻でない人も多く、新入社員研修で設備設計を基礎から教わる。

  • 2年目4月

    八尾工場 設計部 設計第2課 配属

    定期交換部品の見積もりや手配など、過去案件を参考にできる業務から教わる。
    数度の現地工事を経て、設備についてやりとりをしたお客さまの担当者になる。

  • 4年目4月

    八尾工場 設計部 設計第1課 配属

    2課と異なり、設計において熱への対応が重要になるため、新たな知識を吸収しながら設計に取り組む。

  • 6年目5月

    八尾工場 プロジェクト 配属

    大型の設備の設計から据付工事まで携わる。

現在の仕事内容とやりがいについて

さまざまな条件を考慮して
線材を洗浄する設備を設計

私は現在、お客さまが使用される、線材コイル自動酸洗設備を製作するプロジェクトに所属しています。この設備はコイル状に巻かれている線材を塩酸や硫酸などの槽に漬けて洗浄するもので、コイルを運ぶ機械や槽を一定温度に保つ装置など、さまざまなパーツから構成されています。その中で私は、設備内の有害な空気を処理するダクトの設計を担当しています。ダクトを設置する条件を考慮しながらCADで部品図や組立図を作成し、施工を担当する協力会社に指示を出すのが主な仕事内容です。また、現地工事にも立ち会います。
機械設計には、動力や材料、強度や熱収支の計算などさまざまな知識が必要ですが、今はまだ経験が充分ではないので、上司や先輩にアドバイスをもらいながら取り組んでいます。自分が設計した機械が実際に動くところを見ると、まずはホッとして、それからじわじわと感動が湧いてきます。

デンロに入社を決めた理由

大学の専攻外でも活躍できる
環境だとわかりチャレンジを決意

大学では化学を専攻していたのですが、就活では専攻分野にとらわれず、いろいろな業界のメーカーを視野に入れていました。さまざまな企業の説明会に参加するなかで、身近なモノの機構や創意工夫を知り、どれも興味深く感じたからです。ただ、専攻外の分野ということで、「採用してもらえるだろうか」「入社してもついていけるだろうか」という不安がありました。
そんな思いに最も寄り添ってくれたのがデンロでした。専攻外で入社して活躍されている先輩社員との面談や、新入社員研修を見学する機会を設けてもらい、社員教育に力を入れていて、社風が自分に合っていると感じられたので入社を決めました。

デンロの魅力や仕事の魅力

先輩や上司に気兼ねなく
相談できるフラットな関係

私が勤務する八尾工場は設計事務所と製作工場が隣接していて、自分が作成した図面がモノとしてでき上がっていく過程を間近で見ることができます。そして、完成した製品をお客さまが使用されている光景を見ると、「作ったものが役に立っている」という達成感を得られます。
会社の魅力は、社員の人柄だと思います。わからないことがあって相談すると、みなさん嫌な顔一つせず、手を止めて話を聞いてくださるんです。同じ設計部の先輩や上司はもちろん、隣接する工場で働く製造部の社員にもよく相談させてもらっています。実際にモノづくりをする社員の意見をすぐに聞けるのも、八尾工場のいいところですね。

今後の目標

経験を積んで
後輩をサポートできる存在に

まずは、現在携わっているプロジェクトをしっかりと完了させることが目標です。自社・お客さま・協力会社と携わる人数が多いので、何より安全に最後まで気をつけたいです。そして、いずれまた同様のプロジェクトに携わるときには、自分が担当するところを一人でやりきれるようになるだけでなく、後輩をサポートできる存在になりたいです。

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