Interview 研究・開発

めっき加工を行う人たちの安全・安心を守る研究に挑む

K.U

研究・開発

入社5年目

⼯学部 第四類 建設‧環境系
輸送機器環境⼯学プログラム

※社員の所属、掲載内容は取材当時のものです。

Career Path

  • 1年目4月

    入社/八尾工場 プラント部門 研修チーム 配属

    約1年かけてCADの使い方や強度の計算方法など、設備設計について一から学ぶ。

  • 2年目3月

    八尾工場 プラント部門 設計部 設計第2課 配属

    自動車部品などの材料となる鉄板を切断する、鋼板連続加工設備を担当。設備の修理や部品の交換、装置の更新などの案件に対し、見積もり、図面作成に加え、責任者として工事の管理を担う。

  • 3年目9月

    本社 特殊技術開発第二課 配属

    めっき設備に関する研究開発を行う部署で、主に流体解析を担当。

現在の仕事内容とやりがいについて

流体解析を行い
めっき加工の安全性を向上

私の部署は、めっき加工で使用する設備(めっき設備)の性能向上や作業環境の改善を目指した研究開発を行っています。私は主に流体解析を担当しており、 めっき設備の内部や配管を流れる気体や液体の運動をシミュレーションし、設備から発生する有毒ガスや粉塵を効率よく除去する構造などを検討しています。
私の仕事はニッチな分野なので、参考になる事例や文献が少なく、解決方法を手探りで見つけなければならない難しさがあります。なかなか結果が見えず大変なこともありますが、試行錯誤して乗り越えたときの達成感は大きいです。また、実験で解析の妥当性が証明されると、自分の成長を感じることができて自信に繋がります。

デンロに入社を決めた理由

自分のアイデアを
製品に反映できる楽しさを実感

小さい頃からモノづくりが好きで、漠然とメーカーで働きたいと思っていました。大学で自動車や船舶の輸送機器について学んだこともあり、関連のある業界で就職先を探していました。
デンロと出会ったのは学内で開かれた会社説明会です。地元の大阪に本社があることに縁を感じてインターンシップに参加したところ、自由度が高く自分のアイデアを反映させて製品をつくる面白さや、少人数のチームで取り組む充実感を体感しました。メジャーな業界や大きな会社で働くよりも、デンロで働く方が自分のやりたいことができると思い、入社を決めました。

デンロの魅力や仕事の魅力

若手社員が経験を積み
成長できる環境

デンロには、若手社員に経験を積ませようという企業文化が定着しています。そのため、若手社員でも大きなプロジェクトや責任のある仕事を担当させてもらえます。時には「これを僕がやるんですか?!」というようなハードルの高い仕事もありますが、上司やまわりの方々がサポートしてくださるので、安心して取り組めます。
また、社員一人ひとりが関わる業務の幅が広いところも魅力です。技術者として成長するためには、一つの分野を極めることと同じくらい、幅広い経験を積み視野を広げることも大事だと思っています。なので、私にとってこの環境はありがたいですね。

今後の目標

新しい技術を学び
革新的な製品を生みだしたい

現在の目標は、工学をはじめとする幅広い分野の知識の習得と、尊敬する先輩方が積み上げてこられた技術やノウハウを自分のものにすることです。
また、近年は製造業を取り巻く環境が劇的に変化しており、新しい技術や手法がどんどん生まれています。そういったものを積極的に取り入れ、自分の業務に活かしていきたいと思っています。
将来的な目標は、若いうちに学んだことを活かして革新的な製品を世に送ること。そのために、日々の積み重ねを大事にしています。

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