古くなった鉄塔を生き返らせる
設計業務を担当
現在、日本全国に約30万基の鉄塔があるといわれ、そのなかにはさびてきているものや、構造を変えなければならないものが多くあります。これらをすべて建て直すのは難しいため、必要な箇所のみ改造するケースも多く、私はその設計を担っています。業務の主な流れは、現地調査、図面製作、工場への製作指示となります。この仕事は、当社の営業担当やお客さまとの工事内容の確認をはじめ、社内外とのやりとりが多くあるので、技術的なスキルだけではなく、折衝能力も求められるのが特徴です。
私の仕事は、ほんの小さな不具合が大きなトラブルにつながり、多くの方々の生活やビジネスに支障をきたすおそれがあるため、無事工事が終わった時は安堵感が大きいですね。インフラの改造に携わる者としては、“何も起こらない”ことが誇りです。