Interview 鉄塔設計

“何も起こらない”ことが鉄塔の改造に携わる者のよろこび

K.K

鉄構事業 鉄塔設計(製作設計)

入社3年目

理⼯学部 物理科学科

※社員の所属、掲載内容は取材当時のものです。

現在の仕事内容とやりがいについて

古くなった鉄塔を生き返らせる
設計業務を担当

現在、日本全国に約30万基の鉄塔があるといわれ、そのなかにはさびてきているものや、構造を変えなければならないものが多くあります。これらをすべて建て直すのは難しいため、必要な箇所のみ改造するケースも多く、私はその設計を担っています。業務の主な流れは、現地調査、図面製作、工場への製作指示となります。この仕事は、当社の営業担当やお客さまとの工事内容の確認をはじめ、社内外とのやりとりが多くあるので、技術的なスキルだけではなく、折衝能力も求められるのが特徴です。
私の仕事は、ほんの小さな不具合が大きなトラブルにつながり、多くの方々の生活やビジネスに支障をきたすおそれがあるため、無事工事が終わった時は安堵感が大きいですね。インフラの改造に携わる者としては、“何も起こらない”ことが誇りです。

デンロに入社を決めた理由

技術を身につけて
日本の役に立てる仕事がしたい

大学在学中にオーストラリアに滞在する機会を得て、そこで「日本人としてのアイデンティティとは何か」と考えるようになり、漠然とではありますが日系の製造関連の会社に就職して、日本の役に立つ仕事がしたいという思いをもっていました。また、理系出身なので、技術的スキルを身につけたいとも考えていました。
デンロは世界に通じる技術力をもっていて、少数精鋭だからこそ若手社員も責任のある仕事を任せてもらえる環境があり、「実際に経験することが成長のいちばんの近道」という自分自身の考えと合致したので入社を決めました。

デンロの魅力や仕事の魅力

若手も自分の意見を発信でき
高いモチベーションで取り組める

仕事のやりがいは、多くの人の暮らしを支えていること。注目される存在ではないですが、大きな充実感を得られる仕事だと実感しています。
会社の魅力は、キャリアにかかわらず自由に自分の意見を発信できる社風です。私の部署では、トップダウンではなくメンバー全員で意見を出し合って試行錯誤しながら仕事を進める方法が採用されていて、アイデアをどんどん提案できるので、常に高いモチベーションをもって取り組めます。
手を挙げればさまざまな仕事を任せてもらえることも魅力です。ただ私は手を挙げすぎて、キャパオーバーになりかけたこともありました(笑)。そんなときも、身近に相談しやすい上司や先輩がいたので、なんとか乗り越えられました。
また、コスト意識が経営トップはもちろん、社員にまで浸透している点もデンロの特長だと思います。私自身、コスト意識を持って仕事に取り組む面白さを感じています。

今後の目標

部署の効率化を図る
新しいシステムを構築する

鉄塔の改造工事は、設計担当者の力量によって工事全体の効率が大きく違ってくるため、今は先輩からいろいろなことを吸収して、設計に関する理解を深めているところです。そして将来は、設計部署全体の効率を大きく高めるシステムを構築したいと考えています。目標達成に向けて、世の中の新しい技術にもアンテナを張って勉強しています。

1week schedule

Holidays

オフは読書と柔術・・・・
からの銭湯・焼き鳥でリフレッシュ

平日の仕事終わりは、図書館に寄って本を読んだり、趣味の柔術の練習に打ち込んだりしています。残業をしても19時には終わるので、学生の方がイメージしているよりもプライベートの時間はあると思います。
休日は、時間を無駄にしないようになるべく早く起きます。午前中はのんびりして、昼からは友人と柔術の練習。その後の銭湯→焼き鳥の流れが、土曜日のゴールデンコースです(笑)。日曜日は、午前中から図書館に行くことが多いですね。新しく大きな図書館なので、借りたい本はだいたい見つかります。月曜日に備えて早く寝ようと思うのですが、いろいろやろうとし過ぎて結局寝るのは遅くなります。

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